王子台の街の誕生
王子台がある臼井地区は印旛沼に隣接しており、その沼の水利を生かしてか、中世の臼井城は400年も続いたとされています。
こうした歴史を経て、昭和48年に農住都市型を理念とする構想のもと、きれいに区画整理された王子台の街が誕生しました。
国の福祉制度の一翼を担うため、社会福祉法で重要な位置づけがされている、社会福祉法人 佐倉市社会福祉協議会(佐倉市社協)があります。佐倉市社協の内部組織としてあった臼井支会が平成12年度末に三分割され、王子台支会へ分離独立。その後、平成17年4月に現在の王子台地区社会福祉協議会(王子台地区社協)へと移行しました。
最初に、市社協との大きな違いは、より地域に根ざした活動であるという点です。三世代グラウンドゴルフ大会や、町内会館で開催しているラウンジ王子台(100円喫茶)など、地域住民の交流の場となるよう、積極的な参加を呼びかけています。
また、クリーン活動などでは、街の環境整備だけでなく、地域の方の福祉に関わるきっかけづくりも目的としています。
その他の様々な活動については、こちらのホームページで、随時ご紹介していきます。
平成12年6月に社会福祉法が公布・施行され、「誰もが地域社会の一員として個人が人としての尊厳を持って、家庭や地域の中で障害の有無や年齢に関わらず、その人らしく安心して生活が送れるよう、自立を支援する」という、地域福祉の推進が明確に規定されました。
市社協はもちろん、地区社協でもこの理念を取り入れた活動が望まれます。
こうしたことを踏まえ、地域福祉の最前線として、
・問題が起きるのを予防すること、
・問題に対して市社協や専門機関と連携し、
解決に向け行動すること、
また、こうしたことは地域のきめ細やかな交流による心のふれあいと情報交換などによって成し得るという前提のもとに
・福祉の街づくりをすること、をテーマに進めていきます。
王子台地区社協には5つの部会があり、部員が中心になって活動しています。
広報紙発行
ホームページの維持管理
ラウンジ王子台(百円喫茶)
施設訪問
三世代グラウンドゴルフ大会
にこにこお楽しみ会(旧にこにこ昼食会)
昔あそび
春まつり(現在、コロナ禍のため開催をとりやめています)
老幼まつり
(臼井老幼の館主催のお手伝い)
それでは活動内容を詳しく見てみましょう。
広報部会は、広報紙の発行とホームページの充実がメイン活動です。
佐倉市や千葉県の社会福祉協議会が主催する広報研修などには積極的に参加し、読みやすく、楽しめる紙面づくりに努めています。
ホームページでは、イベントなどの情報を早くそして写真などを多く使ってわかりやすいことを目標にお伝えしています。
地区社協の活動は、住民のご理解なしには出来ないものです。年1回皆さんから納めていただく会費が、地域にどのように使われ還元されるのか、広報紙で紹介しています。
また、地区社協で開催しているイベントの多くは、住民参加型ですので、住民が積極的に参加したくなるような紙面づくりを目指しています。
年3回発行(7月・11月・3月)される広報紙「王子台」は、各戸にポスティングするなどして、直接手にとっていただけるように努めています
過去の広報紙はこちらからご覧いただけます 。
友愛訪問部会では、ラウンジ王子台(百円喫茶)の開催と福祉施設の訪問で地域交流を盛り上げます。
好評を得てリピーターも増えているのは、令和4年では9月から毎月開催している交流サロン「ラウンジ王子台(百円喫茶)」でしょう。
地域の方々が気軽に集まり、楽しい時間を過ごせるようにと、1丁目から6丁目の町内会館を借用し、順次開催しています。100円の参加費でコーヒー、緑茶、昆布茶の中からお好みの飲み物とお菓子をいただきながらのひと時をおもてなしいたします。ロコモティブシンドロームを防ぐ体操、頭の回転を衰えさせないコグニサイズ体操も取り入れ、最後はピアノに合わせて合唱を楽しんでいただけます。
テーブルにお花を飾り、コーヒーの香りを漂わせ、皆様のお越しをお待ちしております。
お子様同伴の若いママさんも大歓迎です。一緒に楽しみましょう。
過去のラウンジ王子台はこちらから 月度によっては合唱のビデオも視聴できます。
以下、サービスはコロナ禍のためペットボトルでのお茶のサービスになっています。
*ラウンジ王子台ではドリップしたコーヒー、昆布茶、緑茶は飲み放題。気持ちよく楽しく過ごして頂けるよう、おもてなしします。
ボランティア部会は、三世代交流の場を作ることと、地域内のボランティアグループとの交流を目指して活動しています。
三世代グラウンドゴルフ大会は、間野台小と王子台小のグラウンドをお借りして各1回、年2回開催します。
小学生、成人、高齢者が混ざったグループを編成し、競い合うのはもちろん、経験者が初心者にアドバイスしたりなど、楽しみながら世代間の交流を深めています。
また、町内会などの協力もいただきながら収集したベルマークや古切手のふちを綺麗にカットするなどの細かい作業も部員の仕事です。
ベルマークは年度末に、間野台小学校、王子台小学校に贈呈しています。
★現在、調整中です。今しばらくお待ちください。
★現在、コロナ禍のため、「老幼まつり(老幼の館と連携)、春まつり」の開催をとりやめています。
今しばらくお待ちください。
「春まつり」の付属事業として、「俳句・詩・短歌コンテスト」を実施しています。
児童部会では子ども達が安心して健やかに暮らせるような環境を目指して活動しています。老幼の館と連携して「老幼まつり」や王子台地区社協が主催する「春まつり」の開催運営、小学校との交流事業が活動の柱となっています。
「子ども達は地域で育てる」を理念に、福祉委員や地域ボランティアの協力のもと、間野台小・王子台小の1年生の児童たちに「昔あそび」の正しい遊び方を指導します。
これらの活動は、核家族化や少子化が進み、祖父母やご近所のおじちゃん、おばちゃん達との接点が少なくなった今、児童にとって貴重な体験になると考えております。
これからも、子ども達が安心して暮らせる街になるよう、地域の皆様と協力し温かく見守って行ければ良いと考えています。
雑草が生い茂る時期には、
王子台小法面の草刈りも
お手伝いします。
臼井支会から王子台地区社会福祉協議会(王子台地区 社協)へと移行した平成17年4月より、レイクピアウスイ(イオン臼井店内) の3階に「うすいセンター」が設 置されました。うすいセンターには臼井地区社協、うすい東地区社協、そして、王子台地区社協の事務局があり、月曜から土曜までを曜日代わりで在室しています。
(王子台地区は、火・金が、担当です)
9:30~16:30まで開設していますので、行事など のお問い合わせは、「うすいセンター」まで。
(12:00~13:00は昼休みとなっています)