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きんぴらゴボウをつくろう

 皆さま こんにちは! 男の料理教室にようこそ! 前回のぶり大根、つくられましたか? ゆっくり中温程度で煮詰めれば、ぶりの旨みと大根の軟らかさがマッチして美味しかったと思います。何か気付いた事とかありましたら記事の最後にコメント欄がありますので投稿してください。

 今回は、お酒のつまみにも、ご飯のおかずにも良く合う「きんぴらごぼう」に挑戦です。味付けは家にある「醤油、砂糖、日本酒、顆粒だしの素、唐辛子」です。きんぴらの材料は、人参、ゴボウです。分量は適当です。

 きんぴらゴボウの主役は、人参とゴボウですが、この材料の組み合わせは他にテンプラや雑煮、スープなどにも応用が可能です。男の料理の基本として是非、一度は作ってみてください。

Ⅰ ゴボウと人参を切る

ゴボウは太いものより少し細い柔らかいものを用意。今回は、「ささがき切り」を使いました。人参は「細切り」です。

男の料理教室野菜の切り方を参考にしてください。

切る前に、ゴボウはタワシなどで洗い、さらに包丁の背で薄皮を剥いておいてください。人参はピラーなどで皮をむきます。


Ⅱ ゴボウのアク抜きをする

ゴボウは水に放してアクを抜きます。アク抜き時間は3分程度。黒くなった水を捨て、サッと水洗い後に水切りします。

Ⅲ フライパンで炒める

ごま油を大さじ1(15CC)入れて油温があがったら材料をいれます。炒める温度は低温から少し高温程度でよいです。野菜がしんなりしたら火を止めます。

醤油、砂糖、酒大さじ2、顆粒だしサッと振る程度。照り感が欲しい場合は酒大さじ1にして、みりん1を入れる。水気がなくなる寸前に試食してゴボウの固さをみる。

固いようなら少し水を加えて煮る感じで炒める。


Ⅳ できあがりです

フライパンの火を止めて好みで唐辛子を混ぜ込みます。皿にとったら白ごまを振りかけます。



【料理後記】

今回は、醤油などの分量を適当にしています。料理途中で味見をしながら醤油、砂糖などの分量を決めて行きます。

その際に大切なことは、最初にいれる量は市販の大さじ、小さじや計量カップでしっかり分量を量ることだと思います。

これを怠ると足す量もいい加減になります。味見を何度かすると舌の感覚も麻痺しますので初回投入の量はキチンと計測しましょう。塩と醤油は少量でも味に強く影響します。しょっぱくなった料理から塩分を抜くのは簡単ではありません。

塩、醤油は計量しながら慎重に行きましょう。感想の投稿をお待ちしています。広報部 篠木公一